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不動産広告の見極めポイント Vol.3 ~徒歩1分ってどんな基準なの?~

不動産の広告に掲載される内容は様々ですが、気になる物件を見つけたときあなたは、まずどこを見ますか?チラシに記載された情報の中で、その不動産・物件を知る上で必ず読んで欲しい部分があります。それは「物件概要」もしくは「建築概要」と書かれた箇所です。

チラシの紙面の中でこの部分が一番大切な部分で、ここを読めばどのような物件なのかが分かるようになっています。物件概要には、物件の所在地や最寄り駅からの分数、用途地域、建坪率、容積率、間取り、販売価格といった内容が記載されています。
不動産の広告は「必要な表示事項」を記載しないといけません。正しい広告とは、嘘の表示をしないということだけではなく、消費者が不動産を選ぶ場合に最低限必要な事項を表示する必要があります。不動産広告には物件の種別と媒体別に表示する事項が定められています。これは、まちまちな表示とならないように、表示する際の基準を定めています。

下記は物件の内容・取引条件等に係る表示基準から抜粋したものです。

【取引態様】
「売主」、「貸主」、「代理」、「媒介(仲介)」の用語を用いて表示すること

【物件の所在地】
物件の所在地は、都道府県、郡、市区町村、字及び地番を表示すること

【交通の利便性】
最寄りの駅、バス停の名称及び最寄り駅からの徒歩所要時間を明示して表示すること

※徒歩による所要時間は道路距離80メートルにつき1分間を要するものとして算出。1分未満の端数が生じたときは、1分として算出

また、免許番号の( )内の数字は?

宅地建物取引業を営むには、都道府県知事か国土交通大臣の免許を受けなければなりません。この免許は5年ごとに更新され、不適切な不動産会社だと判断される場合は更新されません。免許番号は「国土交通大臣免許(2)第○○○○号」「○○知事免許(2)第○○○○号」と表示されますが。この( )内の数字が更新回数を示す番号で大きければ大きいほど長く営業していることになります。

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